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ローン滞納時の不動産売却方法:任意売却とは?
- ブログ
- 2023.07.05
ローンが残っている場合は不動産の売却はできないと思われている方も多くいらっしゃいます。
ですが、ローンの残債がどれぐらい残っているか、住み替えの為の売却なのか、
滞納しているか否かなど理由によって売却する方法はあります。
どういった売却方法があるのかをご紹介します。
前々回は、最もシンプルな、「ローンを完済して売却する方法」を掲載し、
前回は、住み替えの際に活用できる可能性がある「買い替えローン」での売却方法をご紹介しました。
本記事では、ローン滞納している場合(ローンの支払いが困難な場合)での売却方法をご紹介します。
まず、住宅ローンの残債が多く、売却したとしても残債を上回ることは無いし、滞納しているのであれば手持ちのお金でも賄えないケースが多いかと思います。
その場合には、「任意売却」という方法があります。
1:任意売却とは?
任意売却とは、ローンの支払いを滞納している状態になっていて借入先の銀行が認めてくれた場合にのみ可能な売却方法です。
住宅ローンを滞納すると銀行は抵当権を行使して、不動産を競売にかけて貸付金を取り戻すことが可能になりますが、
現実には、競売にかけてしまうと安く叩き売るような形になり、貸付金を取り戻すことができないかもしれません。
また、競売などの複雑な手続きを長期に渡っておこなう必要も出てきます。
そこで、住宅ローンを払えないでいる債務者が、自らの任意で売却を申し出て、競売を待ってもらいつつ、
「通常の売却と同じような方法でできるだけ高く家を売る」というのが任意売却です。
ローンは既に滞納となっているため、銀行にとっては、事故債権化しています。
手間がかかり面倒な競売手続きをして安く売って債権を焦げ付かせてしまうよりは、少しでも高く売ってもらった方が良いという判断を銀行がしてくれた場合、任意売却が認められます。
ただし、任意売却ができたとしても、売却額が残債を上回らない限りローンは残ります。
利率などを見直して、残債を減らしてくれることはあるかもしれませんが、残った部分を銀行がなしにしてくれるということはありませんので、借金は残ります。
支払い方法や額に関して、無理のない形で返していくことができるよう、金融機関との話し合いが必要になります。
コロナ禍になってから、ローンの支払いが難しくなった方もいらっしゃるかと思います。
無理なくローンを返済し、新しい人生プランを歩んでいくには、専門的な知識や不動産売買の相場情報が必要になってきますので、まずはご相談ください。
ご状況に合わせた無理のない売却プランをご提案いたします。
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